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近視には「屈折性近視」と「軸性近視」の二つのタイプがあります。屈折性近視は、角膜や水晶体の屈折力が強すぎて起こるもので、軽い近視の人によく見られます。軸性近視は、角膜から網膜までの長さ(眼軸)が長いために起こるもので、強度の近視の人に多いタイプです。
どちらも、もともと近くのほうにピントが合っているので、遠くのものはぼやけますが、近くを見るときはそれほど調節力はいりません。
遠視にも、屈折力が弱くて起こる「屈折性遠視」と、眼軸が短くて起こる「軸性遠視」とがあります。
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遠視の場合は、調節力を用いることで、網膜にピントを合わせて遠くのものを見ることができます。さらに調節力を働かせれば、近くのものを見ることもできます。このため、「遠視は目がよい」と思われがちですが、遠くも近くも調節して見ているために、疲れやすくなります。また、遠視が強すぎたり、調節力が年とともに衰えたりすると、遠くにも近くにもピントが合わなくなります。
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| ●屈折性近視 |
屈折力が強すぎるために、網膜の前で像を結んでしまう状態。 |
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| ●軸性近視 |
屈折力は強くないが、眼軸(角膜から網膜までの距離)が長すぎるために、網膜の前で像を結ぶ状態。 |
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●近視の程度
| 程度 |
近視の度数 |
裸眼視力の目安 |
| 軽度近視 |
-3D未満 |
0.1前後 |
| 中等度近視 |
-3D以上-6D未満 |
0.04-0.1 |
| 高度近視 |
-6D以上 |
0.04未満 |
近視は、度数によって「軽度近視、中等度近視、高度近視」の3つに分けられます。近視の度数は「D(ジオプター)」という単位を用いて、数字の前に「マイナス」をつけて表されます。
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| ●屈折性遠視 |
角膜や水晶体の屈折力が弱すぎて、網膜の後ろに像を結んでしまう状態。 |
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| ●軸性遠視 |
眼軸が短すぎて、網膜の後ろに像を結ぶ状態。 |
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光を屈折させる角膜や水晶体が、だ円形になっているなど、ゆがみがあると、目の縦方向と横方向の屈折の度合いが変わってきます。その結果、網膜のどこにもピントが合わず、遠くも近くもぼやけて見えるのが「乱視」です。
人間の体は、ある程度ゆがみがありますから、皆軽い乱視をもっています。調節力がある若いうちは問題ありませんが、調節力が落ちてきたり、乱視が強い場合は、疲れ目の原因になり、眼鏡での矯正が必要です。特に、目の横方向の屈折力が縦方向よりも強い「倒乱視」は目が疲れやすくなります。
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もう一つ重要なのは「不正乱視」と呼ばれる乱視です。これは、角膜の表面が不規則にゆがんでしまうために起こるもので、「円錐角膜」や「角膜炎」などの病気が主な原因になります。コンタクトレンズで矯正したり、重度の場合は角膜を移植する手術などが必要になります。 |
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