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あなたが見ている世界は、あなたの目を通して見た世界です。たとえ、輪郭のはっきりしない、ぼんやりした世界だとしても、ほかの人がどんな世界を見ているかわからなければ、「こういうものだ」と思って過ごしているかもしれません。
そこで約100年前に、ランドルトという学者が「どのくらい見えるか」の指標をつくることを提案しました。直径7.5mm、太さ1.5mmの黒い環(ランドルト環)を、5m離れているところから見て、どこが切れているかを見分けることができれば、「1.0の視力がある」と決めたのです。
この視力という考え方を使うことで、あなたの見ている世界とほかの人の見ている世界を、客観的に比べることができるようになったのです。
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| 直径7.5mm、太さ1.5mmのランドルト環の切れ目を、5m離れて見分けられる視力が「1.0」。このとき、環の切れ目と目との角度はちょうど1分(60分の1度)になる。 |
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距離が2.5mになると、視角は倍の2分になり、視力は0.5となる。よって、視力は「1/視角」と定義できる。
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ランドルト環のように止まっているものを見る視力は「静止視力」、逆に動いているものを見る能力を「動体視力」と呼んでいます。
一般に「目が悪い」とか「目が悪くなった」という場合には、「裸眼視力」のことを指します。 |
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眼鏡などで矯正して出る視力は「矯正視力」といいますが、目にとって大切なのはこの矯正視力です。矯正視力が悪いということは、屈折異常ではなく、白内障や緑内障、黄斑変性症など、何らかの目の病気が隠れている可能性が高まるからです。
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